2025/06/25

2025年(令和7年)6月~旬の話題~

不二越より毎月更新で旬の話題をお届けいたします

今月は「水害への備えと対策」についてご紹介いたします😌☔

気温すっかりも30度前後に上がるようになってむしむしと暑くなりましたね💦
皆さまお身体は大丈夫でしょうか?

梅雨時期は湿度が高く発汗しても蒸発しにくいため、熱が体に篭りやすくなるそうです😖
この時期の熱中症は『梅雨型熱中症』といって、本人も気づかないうちに体から水分が失われじわじわ進行するのが特徴です💡

のどの渇きを感じる前に、1時間に1回コップ1杯の水を飲む等、水分補給のタイミングを作っておくといいそうですよ!
暑いときは無理をせずエアコンも使って体温調整してくださいね😊

 

さて、それではさっそく今月の内容に入ってまいりましょう!
6月8日に梅雨入りしてもう2週間ほど経ちますが、たびたび激しい雨が降っていましたね💦
この時期はなんといってもやはり水害が恐ろしい季節です😖

 

そもそも水害とは??

水害とは、洪水や浸水、冠水といった水による災害のことを指します
*高潮や波浪、津波といったものも海水による災害ですが一般的には『高潮災害』『波浪災害』『津波災害』と呼ばれ水害と区別されることが多いです💡

梅雨の時期に多く起こる水害には『外水氾らん』『内水氾らん』の2種類があります

『外水氾らん』
大雨により川の水が増えることで堤防の決壊や堤防越えが起こり、川の水が市街地にあふれ出ることで起こります

『内水氾らん』
下水道等の排水能力を超える大雨が降ることで起こる浸水の被害のことで、都市部や周囲より土地が低い場所に起こりやすいとされています

近くに河川がなくても場所によってはこの内水氾らんへの警戒が必要になるかもしれないんですね!💦
そこでハザードマップの出番です!

 

ハザードマップでお住まいの周辺の水害リスクを把握しましょう!

大雨の時に洪水や浸水のリスクはあるのか、土砂災害が起きそうな場所が付近にないか、まずは身の回りのリスクを把握しておくことがとても大切です!
そのリスクを踏まえた上で、次は避難について考えていきましょう

 

避難場所・避難経路を事前に確認しましょう!

安全に避難するにはどの避難所に、どのルートで、どうやって向かうのがいいのか、ぜひ事前にご確認を!
もしも浸水が起きてしまった場合、側溝やマンホールの蓋が外れてしまっている可能性もあり、その上を歩いてしまうと危険です💦
避難ルートに側溝やマンホールがある場合、そこを通らなくていいように前もってルートの写真等を撮っておくといいかもしれませんね
Google mapのストリートビューで道が確認できる場合はそちらをご覧になるのもよいかと思います😊

ご家族がいらっしゃる方は、家族全員で一緒にいる時の動き方と、バラバラでいる時の動き方が異なってくるかと思いますので、バラバラでいる時はどう対応するのか、どうやって連絡を取り合うか等も決めておきましょう💡

そして、もしも浸水が起きた場合の避難のポイントとして、50㎝ をぜひ覚えていてください!

人が歩くことのできる水の深さは膝くらい≒50㎝ までと言われています!
成人男性でも膝の高さ超えると歩行困難になるそうです…

もしもお子様やご高齢の方が一緒にいる場合にはもっと早いうちから避難する必要があります!
危険かもしれないと感じたら、避難指示が出ていなくてもできるだけ早いうちに安全な場所まで避難しましょう!

もし浸水が進行し場所を移動できないまま水の深さが50 ㎝を超えそうな時は、垂直避難(高い所への避難)を行ってください!
深くなるほど水の勢いも増しますので、50 ㎝を超えた浸水の場合は無理に移動するのはかえって危険です!

 

非常時持ち出し品を事前に準備しましょう!

避難が必要になった時のために、貴重品や衣類、非常食品等を準備してすぐに持ち出せるようにしておきましょう!
食料品については日頃から少しずつストックしておくと、いざという時に慌てて準備しなくてもいいですよ✨
おススメの方法は、長期保存のものを少し用意してローリングストックと組み合わせることです😊

ローリングストックで3日分
+ 
長期保存食で3日分 

このように組み合わせると、もしも災害時に水道や電気、ガスの供給が止まってしまって、しかも復旧までに時間がかかる、という時でも6日分の備えがある状態を作れます!
ローリングストックで日頃から保存しておく分も常温で日持ちするものを入れておくとなおよいですね✨

非常時に持ち出す防災リュック等は玄関等すぐ取り出せるところに置いておきましょう!
お住まいがもしも浸水のリスクがある場合は、備蓄品は浸水を免れそうな場所(棚の上の方や2階部分等)に置いておくとよいそうです!

 

浸水の対策を行いましょう!

もしも浸水が起こってしまったら…できるだけ浸水の被害を減らしたいですよね😖
ご自宅でも可能な対策をご紹介します!

1.土のう、水のうを設置する
玄関や水があふれてきそうな排水口に設置し浸水を防ぎます
水のうで浸水を防ぐ方法は、家庭用ごみ袋に水を入れて口を縛り、空の段ボール箱を組み立てて中に入れて箱を隙間の内容に並べる
というもので、土を準備する必要がなく、ごみ袋と段ボール箱があれば行えるのでおススメです!

2.雨水桝、汚水桝、側溝等の排水設備の掃除をする
つまりがあると、排水機能が低下して大雨の際に水があふれかえってしまうかもしれません💦
できる限りきれいにしておくことで浸水のリスクを減らすことができると思います😌

3.カーステップやプランターをしまう
日常的にカーステップを使っているという方や、おうちにプランターがあるよ!という方は、豪雨となりそうな時はなるべく家の前や排水口の前からどかしておきましょう

 

ここまで水害への備えと対策についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
何もないのが一番ですが、備えあれば憂いなしというように、できることだけでもしておいて損はないはずです…!
これを機に、私自身も自分の家の備えを見直そうと思います😌
まだこれはやってないな、ということがご紹介した内容の中にありましたら、皆さまもぜひ実践してみてくださいね✨

 

▼参考サイト
SAIGAI JOURNAL【保存版】水害対策‼個人・家庭での備え方を解説
ALSOK 自宅で取り組める水害対策
NHK災害列島 命を守る情報サイト大雨・浸水への備え~水の怖さを知ろう~

 

不二越スタッフより

(菊武 弘子)

皆様、初めまして。今年2月に入社いたしました、菊武と申します。

入社して早4か月が過ぎました。まだまだ勉強中ですが、少しでも早く業務に慣れ、皆様のお役に立てるように日々精進いたします。

これから、大雨、猛暑、台風など自然の脅威を感じる季節になってまいります。

毎年猛暑で辛いですが、私は、夏の青空にモクモクとした白い入道雲が浮かぶ夏空が好きです。夏空を眺めながら、何もせずにボーっとゆっくり過ごす時間は私にとって癒しの時間です。

日々忙しい中で、なかなかゆっくりとした時間は取れませんが、今年は、ゆっくりとそんな時間を作りたいなと思います。