2024/05/27
2024年(令和6年)5月~旬の話題~
不二越より毎月更新で旬の話題をお届けいたします
今月の話題は「水害への備えについて」です
だいぶ暑い日も増えてきましたね
日中は暑いのに朝夕はまだ割と寒いくらいの涼しさの時もあってまいってしまいます
さて、それでは今月の話題にうつっていきたいと思うのですが、皆さまは今月5月が水防月間(北海道は6月)ということをご存じでしょうか?
「水防」とは、水害の発生を警戒したり、土のうで水があふれるのを防いだりすること、とされています
つまり水防月間では、梅雨や台風の時期が来る前に、各地で「水防」の目的や意義を知ってもらうための広報活動がされていたり、水防の訓練や施設の点検が行われたりするんです!
近年豪雨災害が増えてきていますので、私たちも水害にはしっかり対策をとっていきたいところですね
では、私たちが家庭で行うことのできる備えについてご紹介します!
◆水害ハザードマップで家や地域の水害リスクを把握しよう!
自分の家の周辺にどんなリスクがあるのか、まずはこの時期に再確認してみましょう
そのリスクを踏まえた上で、次の避難について考える必要があります
◆避難場所・避難経路を事前に確認しよう!
安全に避難するにはどの避難所に、どのルートで向かえばいいのか、どうやって向かうのか、ぜひ事前にご確認を!
もしも浸水が起きてしまった際のため、道中マンホールや側溝がある場所についても把握しておくと安心です
(浸水でマンホールのふたが外れるといったことが起きていたら、その上を歩くのは危険です)
家族と一緒にいない場合の連絡手段も決めておくといいですね
◆非常時持ち出し品を事前に準備しよう!
避難が必要になった時のためにも、貴重品や衣類、非常用食品等を準備しすぐに持ち出せるようにしておきましょう
日頃から少しずつストックしておくといざという時に慌てて準備しなくてもいいのでおススメです
◆そしてもう一つ、もしも浸水が起きた時の避難のポイントは深さ50㎝です!
人が歩くことのできる水の深さは膝くらいまでと言われています!
成人男性でも膝の高さ≒50㎝を超えると歩行困難になるんだとか…
水かさが増して水の流れが速くなるほど、水の力が強まりますので、歩いて逃げるのはますます困難になります
そして流れが速ければたとえ水の深さが50㎝を超えていなくても足をすくわれやすくなります
避難をする際は、できるだけ早いうちに安全な場所まで避難しましょう!
不二越スタッフより
(本田 恭章)
「内水氾らん」ご存じですか?
「まさかこの水路から水があふれるなんて」 「大きな川が近くに無いから、大丈夫と思っていた」
内水はんらんが発生する時に、よく聞かれる言葉です。排水が追い付かず、小さな川や水路から水があふれる現象です。
過去にも全国各地で水害の原因となっています。気温も上がってきており、雨や台風の季節が近づいてきました。
ご自宅の近くの危険を今のうち確認されることをおススメします。
▼参考サイト
NHKの災害への備えに関する記事では、大雨や氾濫がおきた時の水の力や動きがどのぐらい強いのか、恐ろしいものなのか、図を取り入れてわかりやすく解説してあります
また身近に潜む水の危険についても解説してあるので、ぜひご一読ください!
ポイントを押さえて危険をなるべく排除し、回避していきましょう!
NHK 災害列島 命を守る情報サイト『大雨・浸水への備え~水の怖さを知ろう~』
政府オンライン『河川の氾濫や高潮など、水害からあなたの地域を守る、「水防」』